TANIGUCHI Seminar Column.BBS
04[2006-2007]


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No.112 清水重利
(46KB)
「広辞苑はもう不要??〜Wikipediaの正体〜」

 最近、googleやyahoo!で検索するとWikipedia(ウィキペディア)
のページがヒットするようになってきました。きっと「このサイト
は何だろう?」と思っている人も多いと思います。実際、私も存在
は知っていましたが詳しい事までは知りませんでした。
 Wikipediaとは、ネット上の広辞苑のようなものです。
しかし、広辞苑と大きく違うポイントがあります。それは、
Wikipediaが誰でも書くことのできる百科事典であることです。
Wikipediaの記事は、画面上にある「編集」というリンクをクリック
すればすぐに編集できてしまいます。
 ここで一つ疑問に思うことがあると思います。それは、「誰でも
書ける百科事典で記事の正確性が保てるのか?」と。しかし、ここ
にはネット特有の性質が生かされています。それは、“不特定多数
のユーザーが存在する”ということです。利用者全員が監視者でも
あるのです。例えば、デタラメな記事を書き込んでいく人がいたと
しても、それ以外にも利用者はたくさんいて、すぐに目について訂
正されるか消されるという仕組みです。もちろんすべての記事で自
浄作用が働くとは限りませんが、この作用がWikipediaの質の高さを
保っているわけです。
 Wikipediaの目的は信頼されるフリーな百科事典を創り上げること
です。「知の集積と共有」こそがWikipediaの最大の目的です。
Wikipediaに投稿した瞬間、その記事は世界中の共有財産になるのです。
しかし、ネットユーザーは世界総人口の10%ちょっと。まだまだ
「世界中の知の集積と共有」とまではいきません。

06/09/05 12:50
No.111 小埀 優
(23KB)
『きりん』

突然ですが、私のすきな動物はきりんです。
私の知る限り、きりんは最も気高くて優美な動物です。

きりんを見たさによく動物園に行きますが、40分くらいはきりんにうっとりしてしまいます。(うーん…インパクトがあるだけに文字化すると、どえらい話になってしまいますね、残念です。)

高校1年生の時に、どうしても午後の授業に出るのが嫌になったことがあります。
クラブはオフ…。
お家に帰って再放送のドラマを見る気分にもなれない…。
友達を巻き込んで遊びに行くのもはばかられる…。

考えあぐねた末に、なぜか「動物園に行こうかなあ」という結論に至りました。
家族でも、友達でも「誰かと一緒」じゃなく、1人で行く動物園。
1人で動物とぼんやり向き合うっていうのは、何となくステキな思いつきに思えました。

平日の午後はほとんど人もおらず冬だったこともあり、動物園の中は経営が不安になるほど、がらーんとしてたことを覚えています。(今でも時々行きますが、休日でない限りがらーんとしてます。まあ、これで何年ももっているので大丈夫でしょう)

久しぶりすぎた動物園だったので、何から(誰から!?)見ようかウロウロしていると、きりんコーナーに出会いました。

……きりんってこんなに大きかったっけ!?!?

びっくりしました。何年ぶりかわからないくらいきりんを見ていなかったので、私の記憶からはきりんのサイズなどすっぽり抜け落ちてしまってたんです。
けれど、びっくりして、圧倒されて、そのままきりんに見入ってしまいました。
途中、動物園気分を盛り上げようとサル山も見に行きましたが、結局またきりんに戻って、ずっときりんを見ていました。

そして、ここが1番不思議なんですが、私はその後なぜだかとっても勇ましい気分になって、ややもすれば鼻唄なんか歌ってしまうくらい意気揚々と家路に着くことができたんです。

あの日、私は確かにきりんに助けられたのでしょう。

生まれ変わったらきりんになりたい。私はこう思っています。


06/09/03 23:12
No.110 小山 佑也
(11KB)

IKEA

ご存知IKEAはスウェーデンの家具メーカーです。IKEAは低価格で北欧発のオリジナルの家具を売る店で、今年の四月に千葉県の船橋に上陸しました。開店当初から人気を集め、日本での好調なスタートをきったので話題になりました。日本人がいかにも好きそうな北欧テイスト(北欧のメーカーなので当たり前ですが)の家具を、信じられない低価格で売っています。というのも、実家に帰省中、家のポストにカタログが入っていて今これを眺めているのです。近日中にIKEAの二号店が横浜に出来ます。多分開店の日は相当に混むに違いありません。前に学校のビデオ教材で知ったのですが、IKEAは家具の低価格を実現するために、消費者に組み立て工程を任せていて、消費者は店内の材料セットを持って帰り組み立てるという仕組みなのです。これは見方を変えれば生産に消費者が関わるプロシューマーの考えに相当していて、消費者には、生産することの楽しさをも売ったことになります。このような新奇性も船橋店での人集めに一役買ったのでしょう。IKEAの社長は、ビデオのなかで、ディズニーランドがライバルだと豪語していました。IKEAのカタログには、デザイナーの顔がいちいち載っています。これは「緑の福祉国家」スウェーデンの仕組みに欠かせない情報公開制度を暗示させます。そしてカタログを一ページめくるごとに切り出した木の香りがしました。自然を満喫することが国民の基本的な権利とされているスウェーデンの個性を感じさせるようなつくりだと感じました。



06/08/30 21:56
No.109 田中 優子
(35KB)
なごや!なごや!きたなごや?

 帰ってきました!地元・名古屋!!というわけで、名古屋駅付近のとあるビ
ルの15階から記念撮影しました。まさに、これが私のまちだ!って気分です。

 と、ここで早速訂正があります。私の実家は名古屋市ではなく、厳密には名
古屋市の北側の師勝町というところにあります。いや、「ありました」と言っ
たほうが正しいのかもしれません。
 と言いますのも、師勝町はお隣の西春町と合併して、今年の3月から北名古
屋市になったんです。しばらく帰らない間に故郷の名前が変わってしまい、少
し寂しいです。しかも「北名古屋」って…。名古屋市の北にあるからって、こ
んな安易な名前にしなくてもいいのに、というのが私の率直な感想です。

 そもそも、新しい市の名前は、住民から募集したそうです。その結果は、次
の通りです。

  1位 名北   めいほく   266件
  2位 西春   にしはる   157件
  3位 西勝   にしかつ   151件
  4位 師勝   しかつ    119件
  5位 西名古屋 にしなごや  113件
  6位 西春日井 にしかすがい 97件
  7位 尾張   おわり     94件
  8位 勝春   かつはる    78件
  9位 北名古屋 きたなごや  65件  (出所:北名古屋市HP)

 もうお気づきかとは思いますが、9位なんです、「北名古屋」は。どうやら
有識者会議の結果、この名前になったようなのですが、せっかくならばもっと
味のある名前にすればよかったのにと思います。

 こんな感じで、まちの個性は消えていくのだろうなと思うと、なんだか寂し
くなります。私は、どんなまちにもその土地ならではの歴史や文化、人々の営
みがあり、それを反映しているのがまちの名前だと思います。そして、住民
は、その名前に愛着があり、聞くだけで懐かしい気分になれる、さまざまな思
い出がよみがえる、まちの名前ってそういうものなんだろうな、とも思いま
す。まちは心ですね。

 なんて、ちょっと真剣に考えてみた今日この頃でした。

06/08/23 11:28
No.108 石崎純平
(11KB)
甲子園

甲子園。高校球児というか野球をしてる人にとって特別な場所。そんな甲子園で毎年高校野球が行われ熱い試合が繰り広げられています。
そんな甲子園も今年はもうすぐおしまいです。決勝戦の早稲田実業-駒大苫小牧戦を見に行ってきました。すごい試合でした。延長15回でも決着つかずに再試合。両チームともチャンスはあるものの、両エースが踏ん張り1-1。ホームランの大会といわれてたけれども最後にエースの意地を見たすごい試合でした。それ以外も今年もすごい試合が多かったです。
高校野球を見てると野球部やった高校3年の夏を思い出します。高校3年の夏は、高校野球で最後の夏&体育祭でめっちゃ熱くなった夏でした。最近はそこまで熱く真剣になることもなく、なんか漠然と毎日を過ごしてる気がします。朝から晩まで学校にいて、練習したりダラダラしゃべってたり…。なんか全部のことに真剣に取り組んでた気がします。
でもあの時はほんまにしんどい思いもして精一杯やってたつもりやけど、今振り返るともっとできたんじゃないかとも思います。もっと練習できたんじゃないか?もっとうまくなれたんじゃないか?もう一回高校野球をやりたい!!夏になるといつも思うことです。今の高校生にはそんな悔いが残らないように、今を精一杯頑張ってほしいです。まぁどれだけ頑張っても悔いは残ってしまうんかもしれないけど…。
とまぁ久々に熱くなり、またちょっと切なくなった夏の1日でした。
それにしても今日の試合はすごかった!!

06/08/21 0:24
No.106 村田菜摘
(20KB)
セックスフリー

コラムで書くかどうか迷ったテーマなんですが、スウェーデンのことを知ってもらいたくてあえて書きました。

「スウェーデンはセックスフリー」
なんてのは有名な話です。これだけ聞くと何か危ない感じがし、誤解を持つ人も多いと思います。
でも実際は危ないことなんて全然ないんです。つまりは、性について皆が理解してるってことなんです。
この画像は私の通ってる大学内にあるガチャポンです。ここで何を売ってるかというと、コンドームなんです。5クローナ(100円くらい)で二個入りのものを購入することが出来ます。このガチャポンはチョコの自販機と並んで設置されていて、簡単に買いに行くことができます。
日本ではゴムを買いに行くことは何か恥ずかしい感じだからか、買える所が限定されています。ガチャポンで売ってるのなんて見たことないです。もしかして日本にもこういうものがあるかもしれないですが、私は見たことないです。
でもスウェーデンではこういう風にどこでも簡単にゴムを購入する仕組みが出来ています。大学校内で簡単に買うことができるくらいです。
もし日本の大学でこのような物を設置したら、あたかも大学側が性行為を斡旋しているように見られてしまう恐れがあります。不純だとバッシングされるかもしれません。
でも実際私はこのような場所でコンドームを売ることは良いことだと思います。学生中に妊娠するのを防ぐ一番効果的な方法だと思います。また、学生内でエイズなどが広がる予防にもなります。
日本のように、いつまでも性行為というものをオープンに考えないことは逆に危険なことのような気がしました。

06/08/18 4:37
No.105 石崎純平
(18KB)
地球がほんまにヤバイねん。

今日は久々に梅田をぶらついてきました。ふらっと立ち寄ったE〜maビルでこんなことをやってました。結構前からやってたみたいですが…。
1Fのエントランスを入ると土が山盛り。なんやこれは!って思ってみてみると「地球がほんまにヤバイねん。」と題して地球温暖化問題の紹介をしていました。そこで日常生活からできる温暖化対策を取り上げてみたり、フラワーポットの草花を自由に無料で持って帰ってもらったりして、「地球がヤバイ」ということを気付いてもらうキッカケに行ってるようです。
今のペースのままCO2の量が増えていくと今世紀中に平均気温が1.4〜5.8℃上昇し、海面が最大で88cmも上昇すると言われていて、そんなに上昇されると大阪の大半は水没してしまいます。しかも大雨が多くなり、巨大台風が発生しやすくなるとか…。このままだと大変なことになってしまいます。
僕がビックリしたのが、服のショップやカフェ、飲食店などが入ったファッションビルでこんな取り組みをしていたこと。環境問題とは無縁だと思ってた場所で、まだまだ危機感を持たれていない環境問題を取り上げてくれてるっていうのが新鮮でうれしかったです。これで若者層に危機感が広がって環境問題に対する考え方が変わってくれたらいいなと思います。
「環境のコト考えるってカッコイイ!」っていう時代が来ることを祈ってます。

06/08/10 14:40
No.103 Fw: 村田菜摘
(25KB)
8月6日

今私はスウェーデンにいます。そして昨日(こっちでは8月6日)は日曜だったので街に繰り出しました。するとあるスウェーデン人のおばちゃんが私に声をかけてきはりました。
「Aren't you a Japanese?」
そうだと言ったら彼女は私に一枚のフライヤーを手渡しました。それは今近くのギャラリーで広島の原爆展が開催されているという広告でした。
そうです。昨日は8月6日。広島に原子爆弾が落とされた日でした。でもまさかこんな遠く離れた北欧の地で広島の原爆展が開催されてるなんて思ってもみませんでした。私たちが驚いてると、そのおばちゃんは
「広島や長崎に原爆が落とされたことは世界的な大事件で、忘れてはいけないことだ」
とおっしゃいました。
スウェーデンはWWIIの時中立国だったので戦争には参加していない国です。そんな自分たちがあまり介入しなかった戦争のことなのに、今でもこうして展覧会を開いたりして、原爆投下という事件を後世に残そうとしているのです。
日本でもこの広島や長崎に原爆が落とされた日には各地で追悼式のようなものは行われますが、大抵の人々にとってはあまり関心のない行事になってしまっています。というか、その日のことを覚えている人も少なくなっていると思います。実際昨日も、私や一緒にいた日本人の友達全員そのことを忘れていました。私たち日本人は原爆を投下されたという当事者です。なのに他国の人たちのほうが原爆の問題を大きく感じているのは何かおかしいです。私たちはもっと自覚を持たないと恥ずかしいと感じました。
写真入れたかったんですけどうまく入らなかったです。。↓また持って行きたいと思います◎


06/08/09 4:09
No.102 築谷俊介
(24KB)
カエルとの再会

今、インターンシップで天橋立近くにいます。ここは京都や滋賀とは違い、のどかなところで周りに目をやれば、目に入るのは自然の豊かさを強調する緑色ばかり。周りには田んぼも数多くあり、秋になればその緑色の中に黄色の色が混じり、緑と黄色の色の調和と楽しむことができるのではないかと思います。

ここでは最近、見られなくなったおたまじゃくしやカエル、めだかなどもたくさんいて、ついカエルを捕まえて手の上に載せてみたり、写真をとってみたりしてしまいます。また宿舎では夜になれば光につられて、カブトムシやクワガタなどさまざまな虫が集まってきます。昨日も二匹のクワガタを捕まえて、闘わしていたなど小学校時代に戻った気になりました。

そう思うと自分の地元では昔あった田んぼや畑はなくなり、今はマンションや住宅地に変わっています。それと同時に昔見ることのできたカエルやめだか、クワガタなどもあまり見なくなりました。時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、ここに来て久しぶりに見ると急に寂しさを感じました。

立命館大学 理工学部 環境システム工学科 環境・デザイン・INS

築谷 俊介 rv004049@se.ritsumei.ac.jp


06/08/07 14:50
No.100 山下 晴
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◇◆文月◆◇

夢から醒めた夢

ミュージカルというものを始めて見に行った。劇団四季のミュージカル。
劇場入ったら、キャストがお出迎え。もーこんなパフォーマンスをするんやってびっくりした。

開演しとしばらくは、賑やかに見せてはってんけど、まぁSTORYが始まり‥けっこう現実的な内容で、時事ネタなんかも盛り込みつつ、うまぃこと構成してあるなって思った。人のために自分を犠牲にすること、そういった思いやりが大切だってゆうコンセプトをもとに、感動的に作ってあり。クライマックスの親子愛では、ちらほら涙をすする音が‥

アンコールが沸き起こり10回いやもっとあったんでない?!ぐらい幕が開いたり閉まったり、お辞儀して手振るだけやったらもぉいいやんとか思いつつ、何回お客さんに呼んでもらえるか、彼らにとって手応えであり、四季の中で競争もあるのかなと考えてみたり。

訴えかけるものはものすごかったと思う。迫力がすごかったし、あれだけ見せれるってのは劇団四季が人気であるのも当然だと思った。リピーターも多いようだし、いろんな年齢のお客さんがいたし、あんだけ多様なターゲットにあわせられるのもすごい。

そして『ヒトのために、ミンナのために』自分ももっと思いやりってのを持たないとなって思った。優しい気持ちをもっていたいです☆

06/08/05 13:38
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