No.11 高木尚美 |
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なまえ
雪が積もった、BKCのある一角です。綺麗に雪化粧しています。 景色の言葉には、他の言葉を組み合わせたものや、特定の様子や情景を表現した言葉がたくさんあります。例えば雪化粧、木漏れ陽、など。同じ雪や日の光でも、その状況だけを表し、人の心をとらえる風景の名前です。 商品名にも、より商品の特徴を表し、消費者の目に留まり易いように工夫された名前の物がたくさんあります。身近なもので言えば、食パンやお菓子,天然水商品などは特に、独自性を出そうと名前を凝らしているように思います。また、商品名だけでなく、私が面白いなぁと思っているのは、携帯電話の色の名前です。単に「茶色」「白」と記載するのではなく、シナモンブラウン、シルクホワイト、フェアリーラベンダー、シャンパンオレンジ 等々と、色の独特の雰囲気を名前に表しています。 商品名だけでも受ける印象はだいぶ変わります。1回生の時に講義で紹介されたイスの名前や、愛・地球博で言えば巨大万華鏡のある“大地の塔”や“夢見る山”など。デザインがどんな意味を持っているか分かりやすくすることもあります。“夢見る山”は愛知県民からの公募で名付けられたようです。 中には、ぴったりだ!と思う名前もあれば、なんだかしっくりこないと感じる名前もあります。デザインや製品開発で、もちろんメインであるデザインや製品を考える事も大切ですが、それを代表する名前も重要だな、と思います。 画像から話が逸れましたが、私は風景や情景を表したことばが好きです。何よりも、風景,情景とともに、人を惹きつけてくれることばだと思います。
06/02/28 21:31
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