TANIGUCHI Seminar Column.BBS
04[2006-2007]


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No.21 橋本 美和子
1、研究テーマ
私は、(2005年度のゼミのテーマ名を使わせてもらうと)テーマ2.相互学習と地域コミュニティを研究したいと考えています。
2、背景・問題意識
最近、友達に「観光したいのだけど、どこがおススメかな?」と聞かれ、明確な答えが返せませんでした。観光名所と呼ばれる所はたくさんありますが、実際に行ったことがない場所が多くて、おススメといわれても…といった心境でした。また、自転車で走っていると、町の景観が変わっていたり、昔は近所ならどこに誰が住んでいてどんな人というのが分かっていたのが、いつの間にか新しい家が増え、名前さえ知らないご近所さんがいたり…。私は自分の住んでいる所が大好きだと考えていましたが、実際はよく知らないということに最近気づき、改めて知りたいという気持ちが生まれました。
3.目的・概要
自分が生活していく上で最も関わりを持つのは地域だと思っています。地域の環境を改善し、地域の人と助け合えば、安全で快適な生活ができます。また、誰かに何かを教える、伝える立場になれば、より深く詳しく知ろう、理解しようという気持ちが高まるように思います。なので、ヴィジョンクエストプロジェクトに今興味を持っています。そして、理想の地域コミュニティや町づくりを考えていきたいと考えています。
4.アウトプットイメージ 
研究を進めていく上で、まず「知る」ことが一番大切だと考えています。自身の足で現場に行き、たくさんの人と触れ合うことにより、知識や情報を得たいです。その上で問題点や課題を明確にして、自分のテーマにそった結果・提案を最終的には導きだしたいと考えています。



06/03/31 23:08
No.20 小山佑也
研究の概要
1) テーマ LOHASの実情を探り、その概念が今何故流行しているのか具体的に考察する。
2) ロハスという言葉が、いまとてももてはやされているように感じている。この言葉の意味する「健康で持続可能な暮らし」という概念が今確かなニーズとなっており、自然食やヨガの流行、エコを意識した製品の出現はまさにこれを証明していると思われる。しかしロハスは近年急浮上してきた概念であり言葉であり、ブームでもあり、二人の学者の唱えた学説が今ではファッション雑誌の文句に使われるなど、多少ひとり歩きしている印象がある。ロハスを説明するには学者の立場、デザイナーや商品開発者や仕掛け人の立場、そして消費者の立場など、さまざまな異なる立場からの説明と因果関係があるから「ロハスとはなにか」の問いに対する答えはとても複雑なものであると思う。ただ、ロハスの本質は、複雑であれ、頭文字のL(lifestyle)に集約され、healthもsustainableも形容詞としてLにかかっているので、このLつまり生活を研究することがロハスを知る一番の近道だと考えた。そして生活は人が営むものである。だから、ロハスは人と生活のための方法論としての側面があって、この部分を研究してみたいと考えた。
3)そこで、具体的には文献調査、ホームページや雑誌からの考察、生活者である自分の主観や意見を基にして、ロハスとはなにか、なぜ今流行するのか、デザイナー的な視点での具体的な生活の提案などを発表したい。なお、ゼミが用意してくれた「京町屋」のプロジェクトに参加できるのならば、それをもとに考察したい。

4)私は、ロハスというもののブームには、よく言われる環境問題からの問題意識よりも、むしろ人間の側の現状への不満足と欲求があると仮定する。現代の大量消費型の生活は、資本主義と市場経済の出現という、人類史の大事件がもたらした産物でしかなく、目には見えない、割っても割り切れないような、潜在的、精神的なニーズを100%満たしているものでは決して無いように思われる。そういう生活が人間の生の時間の90%近くを占める状態で、こころを失いかけた人間が増えているのではないだろうか。この大事な時間を改善することは、自分を改善することであり、ひとりひとりが変わることは、大袈裟ではなく、人間が、その行為によって地球に与える影響には確実につながっていると思う。「健康」と「持続可能」とは、人間と地球、両者の切り離せない関係も示していて、人間性の改善も環境の改善も同じベクトルをもって、最も遠いようでありながら輪廻している。また、有名な画家のヴィンセントヴァンゴッホは「もっと生活を」と提言を残している。つまり彼は、一見地味で、それ自体意味が無いような「生活」は、自分の創造性にとって実は無関係ではないということに気づいているようだ。つまりファッションや建築のような創造性の高い分野にも、生活とその方法論や啓示としてのロハスは大事ということになる。こういったことが、さまざまな場面で「ロハス」の文字を見かけることと関係があるのではないだろうか。そして、市場経済の作った消費型の暮らしが原因で起きた環境破壊という事実をもって「生活」の重要性に気づき、これを反面教師として、考え直したいという大多数の思いも、ロハスブームを加速させていると私は思う。
学ぶことは他にもたくさんあるが、ロハスがとても気になっている。研究を通して、学生である自分の立場からの具体的な発見や提案をしていきたい。



06/03/31 22:24
No.19 石崎純平
研究の概要

私はこの大学で「人間の暮らしと環境問題の両立」ということを研究したいと思っている。
近年、環境の悪化が言われており、環境問題に対する関心が高まってきている。実際にここ数年に異常気象が続き、大きな被害が出ている。しかし、人間が現在の暮らしを続けていく上で環境の悪化は避けられないとも言われる。そこで「人間の暮らしと環境問題の両立」は本当に不可能なのかと思って、このことを研究テーマしたいと思う。
このゼミでは、ロハスがあったり、商品開発があったりと、このテーマにつなげていけることがたくさんありそうで、また理工学部と違った角度から学べそうなので、環境問題と人間の暮らしをどのように両立させていくかということを学んでいきたいと思う。
最近では省エネの商品がたくさん出たり、ロハスが注目を集めていたりしているので、ある程度の両立は可能だと思う。少しのことでも、多くの人が気をつければ結果はかなり違ってくるので、ロハスなどをもっと多くの人に知ってもらい、実践してほしいと思う。自分でも実際に体験してしっかり考えていきたいと思う。


06/03/31 17:03
No.18 西村 英莉衣
(14KB)
3月21日・22日に「母と子の島」という瀬戸内海の無人島でキャンプをした。人と人との繋がり合いや口コミなどで集まった58人のメンバー。初めて会ったという感覚はなく前々から友達だったかのように、全員が笑い合い、語り合い、騒ぎ、飲んだ。満点の星空や澄んだ海など、大自然の中のキャンプは忙しく過ぎていく日常を忘れさせ、一生モノの思い出と仲間をくれた!!!
一人一人の個性が発揮された。詩を書く 歌を歌う さすらいの旅にでかけている 世界一周をした 大きな夢に向かっている 投資をしている プロのデザイナーになるためにがんばっている などなど熱くまっすぐな人達。これかれの自分の人生に大きく影響するであろう人達と出会えた。 
この写真は、キャンプファイヤーの残りの火。偶然にも☆の形になって最後燃えていた。全く前日までは、知らなかった人達と築いた最高の時間を形に表してくれたように見えた。仲間と一緒に何かを作り上げることや、行うことの素晴らしさや大切さ。人と人との繋がり。また、熱い気持を確認させてもらえたステキなキャンプになったと思う。


06/03/23 18:47
No.17 小垂 優
(24KB)
「ナカあばあちゃんの話」

先日、山口県の祖母のところに帰った。
祖母は帰省するたびに昔のいろいろな話を聞かせてくれるが、今回は祖母の祖母、つまり私のひいひいおばあちゃんのナカおばあちゃんの話であった。

ナカおばあちゃんは1845年生まれ。12代将軍家慶が天下を治めるバリバリの江戸の生まれである。
「いやでござるよペリーさん」の語呂合わせで知られる、黒船来航が1853年のことであるので、この時代の古さが伺えよう。

ところが、このナカおばあちゃん、娘時分から3日にあげず頭がいたい、頭がいたいと寝込んでばかり。そのせいで家事すらできず結婚するが、偶然にも家庭的な婿殿であったため、結婚した後も安心したように、ナカおばあちゃんの寝込んでばかりの生活は続く。子供ができても孫ができても続く。

しかし、寝てばかりの生活が体によかったのか、晩年にしてナカおばあちゃんは元気になってしまった。
すると、「暇なので何か仕事をしたい」と言うようになり、それならばと息子が「ワラで縄を作ってみてはどうか」とすすめた。
昔はどの家も茅葺き(かやぶき)の屋根で、屋根の骨組みと茅をしばりつけるのに、縄の需要が十分にあったのだ。
こうして、ナカおばあちゃんは人生で初めて仕事をすることになった。

ところが、この「縄」が当たってしまった。
ナカおばあちゃんの縄は、丈夫だと評判になり、ついには近所や、隣町からまでも、注文をとるほどになったのである。

縄で儲けたお金で、ナカおばあちゃんは自分の墓をたてた。
そして、人生50年と言われた江戸時代にナカおばあちゃんは、なんと85歳まで生きたのである。

写真は、ナカおばあちゃんの墓に咲いていたスイセンのつぼみ。
祖母の話によると、暖かい日が続けば、あと2,3日で花が開くらしい。



06/03/15 13:41
No.16 山下 晴美
(9KB)
◇◆如月◆◇
ゼミ生として。。。。。☆

また‥また‥‥

コラムに追われる生活になるなんて、2年前も1年前も思ってなかった。
ま、自分が好きで選んだゼミ。
楽しんで書いていくことにする。
   何やかんやで2月は遅れてしまった。。。反省。

大学生活の半分が経過した‥

早い。

でもいろいろあったなと思う。

2年前はまだ大学受験真っ只中だったし。
1年前は日本でなくドイツにいて‥片言のドイツ語で生活していたし。
人生どう進んでゆくかなんて、全然わからんもんやね。。。

コラムを書くにあたり、基礎演時代のページをみてみた。
あんな文章書いてたんだぁーって、とっても恥ずかしい。
1年や2年しか経ってへんけど、
たくさんの人に出会い、いろんな経験をしたと思う。
それなりに成長が現れたらな‥やけどあんま変わってへんのかな。
最近、やっぱりもっと視野を広く持たなあかんなって感じた。
このコラム書くのも前よりもっと一回一回を大切にしたいなと思う。



06/03/08 7:04
No.15
(22KB)
飴細工

節分の日に京都の壬生寺で狂言が行われているのをみなさんは知っていましたか?(知っておられる方は少ないと思いますが・・・)自分も今年初めて、節分の日に壬生寺に訪れました。お寺の周りには出店が数多く並び、人通りも良く活気に溢れていました。私は出店を見てまわっていると一つのお店に足が止まりました。そのお店は昔からの伝統的技術で有名な、飴で様々な形の物をその場で作ってくれるという飴細工のお店でした。私はペンギンを作ってもらいました。ペンギンに見えますか?
私はふと、飴細工を見て思ったことがありました。飴細工という技術を後の時代に受け継がれているのかということです。人を魅了する技術をその時代だけで終わるのではなく、後の時代に引き継ぐことも大事です。私はふと何十年、何百年も経過したら飴細工という技術がなくなるのではないかと考えています。それは技術を引き継ぐ若者がいないからだと考えます。昔ながらの技術をなくしてしまうのは勿体ない気がしますね。
飴からいろいろな生き物が作れるのだ!という楽しさを何百年後の子ども達にも味わうことが出来ることを願って・・・

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立命館大学 理工学部 一回生
大野木 智史 rv001049@se.ritsumei.ac.jp

06/03/01 0:29
No.14 築谷俊介
(11KB)
国立公園

この春休みにある国立公園に行ってきました。その国立公園は歴史ある国立公園で設立からもう既に100年を超えています。それだけに観光客も非常に多く、とてもにぎわっています。自然豊かな場所にポツポツと存在するホテルやお店。山の上から見れば、自然と調和しているように見えます。

しかし、実際はそうではないらしいのです。国立公園を管理するためには膨大なお金が必要になります。政府もその維持費を観光客からの収益で一部まかなおうとします。しかし、観光客が来ることによって、環境の悪化や更なる管理などが必要となりさらに維持費がかかります。その維持費をカバーするためにさらに観光客を呼び寄せます。結果的に悪循環を呼び、現地の人はこれを「catch 22」呼びます。

自然とは私たちの生活の根底部分に当たる大切な場所ではありますが、私たちの生活の便利さを追求する際にもっとも犠牲になりやすいと思います。現在、私たちは環境問題とどう付き合って生活していくことが大きな課題となっています。今後、私たちの生活スタイルは少しずつ変化していくと思うので、どのように変化していくかを見て行きたいと思います。

立命館大学 理工学部 環境システム工学科 環境・デザイン・INS

築谷 俊介 rv004049@se.ritsumei.ac.jp


06/03/01 0:21
No.13 村田菜摘
(7KB)
くもくももくもく

これはある晴れた日の空で、もくもくと入道雲が鴨川から出ていたので、写メをパシャリと撮りました。私はこの瞬間のこの雲の形をうさぎだと思いました。うさぎが頬杖をついているように見えます。でもそれからしばらくして見たらこの雲は鳥が翼を広げている風に見えました。雲を見ていると、色々と想像力がかきたてられ、わくわくしてきます。何かを好きに想像することは本当に楽しいです。
ところで私は家庭教師のバイトをしているのですが、今日も授業をしてきました。生徒は受験生なので、数学の入試問題をただひたすら解いていたのですが、その問題の中に、三角形を回転させて作られる円錐の体積と表面積を求める問題がありました。私は図を描いて「わかる?円錐の形想像できる?」と言いながら解説していました。生徒は想像できなくて苦しんでいました。別に想像したくないことについて考えることは本当につまらないことだと思います。しかし彼女は受験生なので、この堅苦しい図形について頭で想像して問題を解かなくてはなりません。しかし私は、数学の図形の想像の仕方よりも、雲などから色々なことを想像していくわくわくとする楽しさを本当は教えたいです。
私は彼女の受験が無事終わったら、二人でぼーっと空を見上げて、それぞれ好きに雲の形から色々想像ゲームなんかをして遊びたいと思います。
今日で二月が終わります。あと約20分です。春休みも半分すぎました。残りの春休みも楽しく過ごせるようにしたいと思います!

06/02/28 23:42
No.12 小山 佑也
(12KB)

最近気になるお店

最近、草津駅から琵琶湖方向に一キロほどいったところにとても大きなショッピングスペースが完成した。ただでさえ敷地の広いショッピングスペースは、その大半が駐車場になっている。郊外からの車での買い物客をターゲットにしているのだろうか。そして建物本体は家電店、ホームセンター、食料品店から成り立っている。食料品店はその名前を「スーパーハズイ西店」といい、変わった名前をしているなと誰もが思うところだが、中身はもっと変わっている(もちろんいい意味で)。私はこの店がとても気になっていて、今回この店のことについて書こうと思う。ネットで調べたところ、スーパーハズイ西店は、滋賀県下に何店舗か店を持つ株式会社ハズイ食料品店の経営する支店が、リニューアル化してできたものである。新しくできたスーパーハズイ西店は、開店当初ということもあって相当に賑わっていた。見た目は普通のスーパーとさほど変わらない。変わっているところといえば天井に飾られた大漁旗くらいである。どうしてこんなに人でいっぱいなんだ?と考えて店内を歩いていくと、その答えにはすぐにぶつかった。商品がとても安いのである。全てが破格というほどでは ないがそれにしても安い。しかも、野菜ひとつにしても実に種類が豊富で、選ぶ楽しさがある。さらに決定的な良さは、店内の雰囲気の盛り上がっていることである。スーパーでの、肉や魚の有人販売はよく見かけると思うが、ここでは野菜だって店員が様々な大きさにカットしてくれてその場で売ってくれる。カットの出番を待つキャベツが店の奥にごろごろと並んでいて、アナウンスじゃない、店員の生のかけ声が飛び交っていた。なんだかそこにいるだけで楽しい。価格以外にもこういった付加価値は集客に重要なんだろうなと思わされる。下宿で自炊生活をしているとこういうお店にとても魅力を感じるのである。


06/02/28 22:22
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