TANIGUCHI Seminar Column.BBS
04[2006-2007]


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No.145 高木尚美
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おせち料理
 
前回に引き続き、お正月の食べ物について書きます。
お正月に食べる料理と言ったら、おせち料理。この写真は、今年の我が家のおせち料理です。私のお気に入りは、栗金団とお豆!姉は伊達巻きが大好き。母が家で作ってくれる伊達巻きは、家族の舌によく合う甘さで、とてもおいしいです。ある年、市販の伊達巻きが食卓に登場したことがありました。その時、ちょっと甘すぎると思ったのを覚えています。私の家のおせちは母が手作りしていますが、最近は、おせち料理を店で買ってくるという家も増えているようです。その気持ちが分からなくもないですが、私は、年明け最初のご飯は家で作ったものを口にしたいな、思います。
それにしても、「おせち」だなんて、変わった名前ですよね。この語源を知っていますか?おせちの「節(せち)」は、もとは季節の変り目をさす言葉だそうです。お正月は初春だから、この言葉を使って「おせち料理」と呼ぶようになったとか。「御節供」(おせちく)という、朝廷の節日に行われる宴で出される料理でもあったそうです。
では、おせち料理は重箱に入っているイメージがありますが、入れ方に決まりはあるのでしょうか?写真にある通り、私の家では全然意識せずに料理を詰めているのですが…。そこで、調べてみました。一の重が祝肴、二の重が酢の物、三の重が焼き物、与の重が煮物、五の重が控えの重だそうです。「雛人形と同じように、おせち料理にも順番がちゃんとあったんだー!」と、驚きました。また、おせちの料理には色々な意味が込められています。面白いので、興味があったら読んでみてください。
http://www.nagoya-bunri.ac.jp/~2103034/osechi3.html新年はじめの料理には、細かいところまで深い意味や決まりがあるのですね。


07/01/09 2:47
No.144 高木尚美
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我が家恒例 餅つき大会
 
私の家では、毎年お正月に、家でお餅を搗きます。と言っても杵と臼ではなく、電気で動く餅つき機です。我が家で使っている餅つき機は、なんと私より年長!現在30歳くらいです。でもこの餅つき機、とても働き者で、まだまだ壊れる気配はありません。祖父が大のお餅好きだった為に購入されたもので、それ以来、お正月にお餅を搗くのが我が家の恒例になっています。今では祖父は故人ですが、この行事は廃れていません。
さて、この機械を使ってお餅が搗きあがったら、家族総出の流れ作業の開始です!まず、母が大きなお餅の塊を、餅粉を敷いた大きな餅皿にあけ、そこから適当な大きさにちぎって次々置いていきます(お餅の塊はすごく熱いため、熟練された母の手でないと触れません)。私と姉が、それをきれいに丸める作業をします。父は、お餅が取り出された後のお釜を、お餅が固まって取れなくなる前に洗います。
この作業を、皆つまみ食いしながら「熱ーい!」だの「やわらかーい」だのワーワー言いながらするのです。やっている私達はもちろんすごく楽しんでいますが、きっとこの光景を端から見たらかなりおかしいだろうな、と思います。
すべて丸め終わって、鏡餅も作ったら、いよいよお餅パーティーの始まり!食卓にでんとお餅を置き、きな粉、あずき、醤油、のり、お雑煮のおつゆ等々、色々並べて、やっぱりワイワイ騒ぎながら各自好きなように食べます。家で搗いたお餅は、やわらかくてずっしりしていて、市販の物とは本当に比べ物にならないおいしさです。
今では、30年前の機械より手間がかからずデザインも素敵な機械も売っています。ですが、30年使い続けても壊れる気配のない働き者のこの機械に皆愛着を持っていて、買い換えようなどという話は全く持ち上がりません。
私はこの行事が大好きです。この機械を大切にして、家族を大切にして、この行事を続けていきたいと思います。


07/01/07 19:45
No.143 石崎純平
(29KB)
山って…??

お正月を利用して父の田舎へ行ってきました。愛媛県のとある小さな島なんですが、いつも車&船で帰ります。
高速道路を通ってると、「ん?」と毎年と違うような気が…。どんどん木が切られて山肌がむき出しになってきているんです。昔は緑一色だった山が、今や茶色一色に…。ここまでなってくると、もう山って感じがしません。
確かに木は重要な資源であり、木がないと困ってしまうことばかりです。だからといってこんなに木を切り倒し、そのままにしておくと山崩れが起きたり、温暖化が進んだり…と様々な災害が起きてしまいます。世界中でこんなことがおきていると思うと、とても悲しくなってきます。ちょっと種をまいたり、苗木を育てて植えていけば、もっとましになるだろうに…。
最近では里山の大切さを言われる機会が多くなってきました。そういう時期だからこそ、もう一度山、自然の大切さを考え直してみるのもいいんじゃないかと思いました。


07/01/04 16:01
No.142 清水重利
(16KB)
京都の生活文化

2006年7月と同年12月に、京都市中京区にある、
京町家を訪ねた。京町家は訪ねる季節によって
違った雰囲気をかもしだしていた。7月は、祇園祭
も近いこともあり、祭りのしつらえ。表の通りから
簾越しに中庭、座敷、奥庭へと、通してみせる宵山
のたたずまいは、広々としていて美しい。12月は、
新しい年を迎える京都の京町家の慌ただしくも厳格
な年の瀬を感じることができた。このように、自然
の移ろいに同調して、様々な顔を見せる京町家の姿は、
現在の“住”には見ることはできない。京町家は
もともと住宅というよりは、京都独自の祭礼や環境、
暮らしと密接に関わり、ひとつの生活道具として
発達した、共同生活に必要な都市機能であるように
思える。これは、京都独自の生活文化である。
京町家の特徴は、空間の使い方にある。京町家の
間取りは、画一的であるが、家主の職業などによって
京町家は個性をもつ。家主は京町家を長年使っていく
うえで、使い勝手がよいように育てていくようである。
また、つくりがシンプルな分、空間を多目的に使用する
ことができる。
「人を迎える」という機能に優れているのも京町家の
特徴である。この機能を重視してきた京都の人々は、
人と人のつながりをとても大切にしてきたのだろう。
12月の寒い夜、京町家で鍋を囲んで大勢で楽しく
食事をしたとき、京都の今もいきづく生活文化に触れた気がした。


07/01/02 14:37
No.141 小埀 優
(12KB)
『2006年総括』

一年の集大成として、2006年の総括をしてみようと思う。

1月 めでたく成人式を迎える。

2月 恒例の家族行事、節分の豆まきで大興奮。手作りした鬼のお面がリアルすぎて家族からブーイングが起こった。

3月 姉が大学を卒業!知り合いが3年の海外赴任を終え、日本に帰国!おめでたい傍ら、親知らずを抜き、左の頬がぱんぱんに腫れる。

4月 3回生スタート。谷口ゼミも始まる。新学期の緊張で胃薬が手放せなかった日々。

5月 1月に成人式を迎えたばかりなのに、もう21歳になってしまう。さようならハタチ…。
エルメスの特殊講義を取っていたおかげでプレゼン漬け。しかし、このプレゼンチームの面々とは、素晴らしき出会いを果たせた。

6月 ワールドカップで盛り上がる。夜中3時に起き出して、観戦する生活が続いたため、日本にいながらドイツ時間との時差ボケに陥る。

7月 まさかのテスト9科目。命からがら乗り切る。

8月 夢の北海道旅行。北海道は広かった。

9月 憧れのトルコ旅行。トルコは広かった。

10月 SPI模試を受けたり、就活スーツをつくったり、振り返ればすこーしずつ就活が生活に入り込んできていたようである。

11月 LOHASプロジェクトが佳境に。ミーティングのため、終電生活のはじまり…。

12月 資格試験、LOHAS、企業説明会…いろんなことがありすぎて気付けばクリスマスイブ…。しかし、M−1グランプリは、がっちり見て2006年の終わりを感じる。両親からのクリスマスプレゼントに感動!

いいことだけじゃなく悪いことも、悪いことばかりじゃなくいいことも、たくさんあった1年だった。
たくさんの人に出会った1年だった。
自分の未熟さを痛感した1年だった。

ありがとう、2006年。
さよなら、2006年。
 

06/12/31 10:54
No.140 小埀 優
(12KB)
『就職活動』

気付けばもう12月。
就職活動がにわかに現実味を帯び始めました。

就活に対し、ものすごーく、のん気に構えていた私はこの事実に非常にひるみました。
これはやばい…。まだエントリーもろくにしてない…。

いそいでエントリーをしなければ!!と企業資料を集めていたファイルに手を伸ばした瞬間、ファイルが限界を超えるほど分厚くなっていることに気付きました。
床に広げてみると写真のようになりました。

ここで、私はちょっと驚きました。
本当に何にも就活が進んでいないと思っていたからです。けれど、ちゃんと考えてみれば、これだけ資料が集まっていて、エントリーしようと考えている企業もまとめることができているのです。

(もしも、善悪ではかることができるのであれば)ひとつひとつ意識をして着々と就活を進める方が良いのでしょう。私のこのような状況は決して良いことではないかもしれません。
しかしながら、振り返る余裕もなく必死で走ってきたこと、よくわからないままとりあえず行動に移してきたことがいつの間にか自分の中で整理され、精錬されていっていたことが、単純に「すごいことだなぁ…」とほとんど感嘆してしまいました。

びっくりしました。


06/12/29 12:59
No.139 橋本 美和子
(22KB)
クリスマス☆

今年も残り少なくなってきました。過ぎてしまいましたが、12月と言えば・・・クリスマス♪ですよね。

12月25日の朝起きたらクリスマスプレゼントに、なぜか日本語で書かれたサンタからのクリスマスカード。
私は、年の離れた兄弟がいたのでサンタが架空の人物だと教えられていましたし(兄から)、カードの字が母のものだと気づいていましたが、やっぱり朝のプレゼント演出は嬉しいものでした。
ある年、いつもは日本語のクリスマスカードが外国語で書かれていました。当時小学校低学年だった私は、「今年は本当にサンタクロースがきてくれたんや!」と大喜び。「やっぱりサンタはいるんや」、と家族に自慢していたようです。内容はさっぱりわかりませんでしたが、カードは宝箱にしまいました。
その数年後、実は姉が得意な英語で書いてくれたことが判明。
でも、そのことがきっかけで、サンタは「いない」→「いる、いたらいいな」に変わりました。
いつの時代も、ちびっ子たちは、サンタを信じているようで、私の姪っ子&甥っ子も、クリスマスの朝、サンタからのプレゼントに大はしゃぎだったようです。そして、「もう一日、靴下を吊るしておいたら、また来るかも…」と二人で相談していたらしいです…笑。



06/12/28 23:54
No.138 玉川準一朗
(12KB)
『芸術の秋、じゃなくて冬!?』

 いや、もう年末ですね。なにか今年はやり残したことがないぐらい充実していたような気がします。(ゼミのおかげかもしれませんね笑)

 話を戻して、コラムのこと。先日、神戸市立博物館で行われている「オルセー美術館」に行ってきました。なにを隠そう、私油絵が好きです。フランス・パリにあるオルセー美術館は、セーヌ川を挟んでルーブル美術館の向かいにあります。ルーブル美術館は行ったことがあったんですけど、時間の都合でルーブル美術館には行けませんでした。いつか行こうと思っていた矢先の日本での展覧会で、かなりうれしかったです。

 さで、私油絵が好きと言いましたが、そんなに油絵を知っているというわけではありません。当日も、絵を見ていると周りでおばちゃんたちが「この絵は、モネにしては技法がちょっと違うわねぇ」なんて会話をしていましたが、そんなの全然分かりません!!まぁ、他の人から見てみると、ド素人と笑われるかもしれません。

 しかし、“絵”ってそんなに難しく見るものでしょうか?私はそうは思いません。有名な芸術家の作品でも、なんでこの絵がすばらしいんだ?っていう疑問を持つものはたくさんあります。その作品をみて、何か自分に感じるものがあれば、それを描いた作者は大成功だと言えるのではないでしょうか。それは、どんな小さな子どもが描いた絵さえ、万人が支持すれば美術館に飾る価値はあると思います。

 なにを言いたいかがあんまりわからなくなってきましたが、これからも肩の力を抜いて、作品と向かい合っていこうと思います。

06/12/23 10:34
No.137 橋本 美和子
(16KB)


空に大きなアーチを描いた虹を発見しました。
きれいだなぁ〜。

大きすぎて写メには全体を写せなかったのですが、きちんと端から端までハッキリと虹の橋ができていて、すこし遠くにもう一本大きいのを見ることができました。
実は私、生で(途中で消えていない)虹の橋をみるのは初めてだったので、とっても感動な瞬間でした!
車の中で虹が見えなくなるまで、ずーっと眺めていました。

そのとき話題にあがったのが、虹の色。
みんなは全部で何色だと思いますか?
小さいときに教えられたのは、7色。赤、橙、黄、緑、青、藍、菫(紫)。
だけど、それ以上にもそれ以下にも見えます。
実際に車の中で発表した中には、ピンクや、水色、黄緑、白、金色などもでていました。
なぜか藍色は誰一人言いませんでしたが・・・。
とにかく人それぞれでした。 
国や文化が違うと虹の色の数に違いがあるって言いますが、虹は7色と教えられている日本人の中でも違うのだから、当たり前ですよね。

虹は7色。でも、自分の感じた虹の色は・・・。
実際に虹を自分の目で見て、教えられてきたままの色を言う人がいなかったのが印象的でした。



06/12/03 19:13
No.136 浅見量太
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灰谷健次郎

児童文学作家の灰谷健次郎さんが11月27日に食道ガンで他界しました。享年72才だったそうです。 平成9年に起きた神戸連続殺人事件。この時に新潮社の雑誌フォーカスが少年法に違反し中学三年生の加害者の写真を公開しました、これに対して灰谷さんは『加害者も保護されるべき存在』として新潮社に抗議して新潮社から著者の版権をすべて取り上げました。
どんな人だってもう一度社会に復帰することはできる、少年犯罪における報道の是非を当時から問いていた方だったと思います。

灰谷さんの作品はなんだかよく分からないけど心に何か訴えかけるものがあります。読み終わった後の余韻もあります。兎の目とかは世間では評価が高いと同時に批判も多い作品なんで子供が好きな人は読んでみて下さい。太陽の子もいいっすよ。

子供と先生を対等の人間として、同じ価値の上で見ていた灰谷健次郎。いじめ報道を大きく取り上げる新聞記事の中に小さく載っていました。



06/12/02 14:47
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