TANIGUCHI Seminar Column.BBS
04[2006-2007]


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No.31 山下 晴美
『研究の概要』
  

1.研究テーマ
 
 私はこのゼミを通して、ヒトとヒトとが、どのようなデザインや働きかけをすればよりよく繋がっていけりのかということです。充実したコミュニティを築きあげ、豊かな暮らしにできるようなことがしたいです。ゆとりや楽しさ、快適さの追求など、日々変化する新しい生活スタイルに対応するため取り組みができればなと思っています。

2.背景・問題意識
 
 人々はみな、それぞれ何らかのコミュニティに所属しています。しかし最近では世代を越えたコミュニティや近所に暮らす者同士のコミュニティは減少していると言われています。いろいろな人々が交流できたり、助け合ったり、刺激し合える社会がいいと考えます。

3.目的・概要
 
 空間をデザインしたり、様々なイベントをすることによって人々が触れ合えるきっかけを作っていきたいです。何か働きかけをすることによって人々がどんな反応してくれるのか見ていきたいです。また高齢者や障害者の安全、安心な暮らしも念頭において実行できればなと思います。      

4.アウトプットイメージ
   
 最近見つけたおもしろそうな資格があります。商業施設士です。商業施設士とは、人々が日常利用しているあらゆる商業施設の、運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理まで行なう優れた専門家のことです。楽しく安全な街、情報の行き交う賑わいのある街、そして地域の文化、歴史、風土などを活かした、豊かで質の高い街づくりを具体化することを求められる社会的に大きな役割を持つとのことです。
 この商業施設士については情報が少なく、実技試験もあることからどうなるかわかりませんが、とりあいず勉強していこうと思っています。また、この秋に初めて実地されるECO検定なども考えています。
 今年は自分でもっと勉強しつついろいろなプロジェクトをやっていきたいと思います。


06/04/04 11:49
No.30 清水重利
(22KB)
1:研究テーマ
研究テーマはズバリ、『環境をかっこいいで売る』ということ。
2:背景・問題意識
このテーマを考えるようになったのは、今までの『環境保護活動』や『世間の
環境に対する意識』が口先だけで、きれいごとで、めんどくさくて、続かなく
て、そしてなによりもかっこわるいと感じるようになったことがきっかけであ
る。環境のどこかに『めんどくさい→かっこわるい』というイメージがある。
この環境に対するイメージをどうにかして『かっこいい→やってみたい』にか
えたい。この成功例がロハスでありハイブリット車である。これらは、環境に
新たなイメージを与えたのは言うまでもない。
3:目的・概要
 この研究の目的は、環境のイメージをかえることにある。『環境はかっこい
い』という付加価値をつけることでエコ商品が売れる。『かっこいい・おしゃ
れ』から入って最終的に、『環境にいい』ことをしていた。このような流れだ
と入りやすいし続けやすい。環境保護から言えば、消極的な姿勢である。しか
し、多くの人が実行すれば、また世の中の流れが変わればこれは立派な環境保
護につながる。
 どのようにすれば、環境のイメージをかえることができるかを研究したいと
思っている。

写真は最近感じた『環境をかっこいいで売る』
トヨタ自動車は、レクサス GSの最上級グレードとして、世界初 FR専用ハイブ
リッドシステム搭載の「GS450h」を3月16日に発売した。
写真はhttp://www.drivingfuture.com/auto/lexus/u3eqp30000006nck.php?
page=1より。


06/04/02 16:27
No.29 築谷俊介
「研究の概要」

1. 研究テーマ
私の研究テーマは今、世の中でよく言われるロハスというものは具体的にはどのようなものなのかということです。私が今、思い描いているロハスとはスローライフに近いものがあります。そのことから私はエコツーリズムとロハスを組み合わすことができるのではないかと考えます。もし、この二つを組み合わせることができるのならば、どのようなものにしていけばよいかということをこのゼミを通して考えていきたいと思います。

2. 背景・問題意識
このような考えを持ったのは去年の夏に行ったインドネシアのとある村のエコツーリズムを体験したことにあります。その村はエコツーリズムでの売り上げを糧にして生活しています。日本でロハスが流行ってきているのであれば、発展途上国でその国独自のロハスとエコツーリズムを組み合わせることによって、さまざまな人たちが異文化や持続可能な生活スタイルを学ぶことができます。そのことによってお互いの国際交流、あるいは国際協力につながるのではないかと考えたからです。

3. 目的・概要
ロハスとはLifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルという意味合いになっています。しかし、具体的にロハスとはどのようなものかと考えたとき、私は明確なものを思い描くことができないのが現状です。持続可能な社会生活を送るためには実態を知り、多くの人にその実態について知ってもらう機会が必要であると思います。

4.アウトプットイメージ 
まず、ロハスの実態に知るということにあると思います。実態を知ることによって、エコツーリズムと本当に組み合わせることができるのか。もし組み合わせるとするならばどのようにするのか、エコツーリズムについても学びつつ、結果・提案導き出したいと思っています。

立命館大学 理工学部 環境システム工学科 環境・デザイン・INS

築谷 俊介 rv004049@se.ritsumei.ac.jp


06/04/01 2:17
No.28 玉川 準一朗
「研究の概要」

1. 私の研究テーマは、大きなカテゴリーですが「ユニバーサルデザイン」について研究したいと思っています。一言でユニバーサルデザインと言っても、ものづくりから都市計画まで、これからの生活には欠かせない要素のひとつになっていると思います。特に私は、ドイツのフライブルクという町でさまざまなユニバーサルデザインに触れることができました。観光ではなく生活できたことで、より身近なものとして体験することができました。このゼミを通して、より深めていければなと思っています。

2. いまやユニバーサルデザインはただ「誰もが使いやすい」という意味だけではなくなってきていると思います。そのデザインにすることによって、コストや資源の節約につながり、それは地球環境問題へとつながっていきます。大きな視点で物事を見ることが必要ではないでしょうか。

3・4. 今一番興味のあるユニバーサルデザインは、これもフライブルクで実感したことのひとつで、歴史的景観の保全と新しい都市計画の間に生じる問題についてです。例えばヨーロッパの都市に見られる石畳は、車椅子で歩くのには不可能です。しかし、ユニバーサルデザインにするからといって舗装道路にすることは景観を破壊します。これと同じような問題が、京都においても考えることができるのではないでしょうか。このようなことについて、深く考えたいなと今は思っております。


06/04/01 1:07
No.27 村田菜摘
研究概要

私がゼミでこれから取り組んでいきたい研究の具体的な内容は、実はまだよく決まっておりません。ですが、自分の興味、関心のあることや気になることに取り組みたいことは確かです。
最近私が気になって仕方がないこと…それは放置自転車です。年々増え続ける放置自転車の量には目を見張るものがあります。放置自転車は人々が利用する道幅を狭くしたりするだけではなく、町の景観を著しく損なわせます。私の住む京都には美しい景色の場所がいくつもありますが、そんな所にもたくさんの放置自転車が存在し、せっかくの美しい風景が台無しになっている所をよく見かけます。この写真は私の家の近くの七条京阪と鴨川の間の道ですが、ここにもこんなにたくさんの放置自転車が存在します。写真ではよく分かりませんが、ここは桜並木がずっと続いており、鴨川のせせらぎをききながらお花見なんかも楽しめる、知る人ぞ知る素敵な場所です。それなのに、視界に入る所にこんなごちゃごちゃと放置自転車があると気分が下がります。
最近季節はますます春に近づいてきており、京都も暖かくなってきました。それに伴い京都に来る観光客の数も増えてきました。そんな観光客の人たちに、こんな京都はあまり見せたくないなーとよく思います。別に観光客のために放置自転車をなくせと言っているわけではないですが、京都に住んでいる私としては、やっぱり観光客の人たちに、「美しい京都」の町並みを楽しんでもらいたいです。
美しい街づくりを推進する方法はたくさんあると思いますが、私はこういう放置自転車などの身近な問題を取り上げて、それを解決できる一番よい方法を模索し、よりよい街づくりをしていけるような研究がしたいと思っております。


06/04/01 0:48
No.26 大野木 智史
研究の概要

1. 研究テーマ
私の研究テーマは自然環境を考えた町づくりです。今の時代は昔の時代より、環境面の重要さが理解されてきています。町づくりという我々が生活するうえで基盤となる生活環境をどのように改善すればもっと住みやすい町になるか、魅力的な町になるかなどを自然と町の共存を目標に研究していきたいです。

2. 背景・問題意識
時代背景として環境問題が悪化する現在の環境を改善すべく省エネ、環境負荷が少ない町づくりを目指します。そのためには、むやみに自然を壊してその土地を再開発するのではなく、自然環境をどのように生かすのかが問題になってきます。

3. 目的・概要
この研究を行う目的は、地元住民のニーズに応えた町づくり、環境を考えた町づくりを考えることが重要であり、誰もが安心して生活できる町に改善するにはどのような方法があるかを研究することが目的である。誰もがということが重要でありお年寄り、子供、体の不自由な方も全員が生活するうえで不自由なことが起きない町づくりが理想です。

4. アウトプットイメージ
重要なのはまず住民のニーズを把握することだと思います。地域の住民が何を望んでいるのかを把握しなければ良い町にはなっていかないと思います。ニーズを把握することにより、町の将来像を想定し、そこに環境をどう残すかといった計画を立てていくことで、その町の良い面、悪い面を検討しながら環境にやさしい町づくりを目指します。

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立命館大学 理工学部 一回生
大野木 智史 rv001049@se.ritsumei.ac.jp


06/04/01 0:41
No.25 梅田 晴子
研究概要

私はこのゼミの「人との繋がり」に魅力を感じました。どのチームも企業や人との繋がりがあり、人との触れ合いによって学ぶことが多いように思いました。だから私はこのゼミで人との関係を大切にし、社会で私たちの考えを表現するためにどのように動いていけばいいのかということを勉強したいと思っています。いくつかしたいことがあるのですが、その中の一つを書こうと思います。

まず、日本が高齢化社会になっていることは知っての通りだと思います。高齢者が多くなっているということは、高齢者が利用する施設が増えたり、利用しやすいように改善されたりしていくことは自然なことです。このように高齢者にとって利用しやすいように変わっていくということは、高齢者以外のより多くの人にとっても利用しやすくなります。ここで最近よく使われるようになった「ユニバーサルデザイン」という考え方があります。この考え方はとても大切であるのですが、一方で実現が難しい部分も持ち合わせているように思います。私はこのユニバーサルデザインという考えを人々の生活のどの部分にどのように取り入れていけるのかということを考えたいと思っています。また、それと同時に高齢者や障害者にとって何が不便でどのような改善が望まれるのかということを知りたいと思います。

このような研究を自分たちの意見だけで終わるのではなく、企業との関わりをもちどのようにしていけば実現が可能になるのかということを見つけていきたいと思います。


06/04/01 0:16
No.24 伊藤広亮
研究の概要

1.研究テーマは具体的には決まっていないけれど、どこかの企業や自治体などと一緒にその商品やシステム、またはイベントとかについて考えていくことに興味があります。一般の人間としての立場からの見方をもとにして、考えたいと思います。そういった視点からの問題解決を中心に進めていくのもいいと思うけれど、個人的にはニーズに応えるため、またはより大きな満足を与えるための新しいものを作るということに興味があります。もちろん専攻分野もいかしたいので、「環境にやさしいデザイン」を学びたいです。だから、ロハスやからかみなどが面白そうなプロジェクトがけっこうあるなと思いました。

2.普段生活していて、こんなことをすればもっと面白いのに、とか思うことはあるので、それを実現可能な範囲で実現できれば有益だと考えています。また、京都を中心とした地域の特色を知る機会が増えればよいと思いました。

3.こういった研究を行うことの目的は、一般の人間としてのニーズとそれに伴うコストとの差を知ることで効率的なものの見方を出来るようになること、新しいものをつくるにあたってその過程を知ること、環境負荷を考えることの重要性を知ることなどだと考えられます。学生でありながらも少しでも社会に働きかけることが出来るのは大学生ならではのことなので、ためになることを多く吸収したいと思います。

4.自分たちで考えることはもちろん、既存のデータや利用者の声を拾うことによって、より良いものや空間のデザインを目標として、両者が満足できる結果を得ることができればいいと思います。

立命館大学 理工学部 1回生
伊藤広亮 rv000047@se.ritsumei.ac.jp


06/03/31 23:21
No.23 高木尚美
(9KB)


〜研究の概要〜
・いろいろな視点から・
 
子どもの瞳から
最近、公園から次々と遊具が消えていっているのを知っていますか?箱型ブランコの事故を始め、様々な遊具で子どもの事故が起き、公園から撤去されています。そして、意匠性の高い回転ドア。これもまた事故が起こり、撤去が進んでいます。
創作者は良かれと思って作ったもの。そして子どもは総じて好奇心と遊び心が旺盛です。特定の誰かだけを責めることは難しい(他人事だから言える事かもしれませんが)。
私は現在、子どもと遊ぶボランティアサークルに所属しています。子どもたちと接する中で、上記のような問題や、「子どもが何を感じ取っているか」「どのような物に興味を示し、どのようなことで成長していくのか」などを考えさせられることがよくあります。

 
障害者の瞳から
 私には、車椅子を使う知り合いがいます。以前、一緒に遊びに出かけた時、いろいろ気付く事がありました。
 スロープが見つからなくて車椅子が動けなくなったり、スロープを見落として一旦進むと、スロープのある場所まで後退するのが困難だったり。健常者なら、少し駆けて道を見つけることは簡単ですが、小回りの利かない車椅子ではそうはいきません。
 この経験で、単に段差をなくしたり、スロープをつけたりする事だけがバリアフリーなのではないことを知りました。案内板を立てて順路を決めやすくしたり、道を間違えても戻り易いようにすることもバリアフリーです。
 
視点を変えて
 一見良く見えるデザイン。しかし、着眼点を変えると、様々な問題が出てきます(同時にアイデアも)。デザインを取るか、機能性を取るか。これら双方共存できるデザインを考案するのは、なかなか大変なことだと思います。
 道具や食べ物などの製品開発,心が集えるコミュニティー作り,子どもや障害者の目から見た町のデザインなど、皆がより過ごしやすく、楽しく暮らせる環境作りをしてみたいです。
 
(ちなみに画像は「ルビンの壺」と呼ばれる、有名なだまし絵です。視点を変えてみて下さい☆ http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/basics/art/rubbin.html


06/03/31 23:06
No.22 小垂 優
「研究の概要」

私がこの学科を選んだのは、「デザインを学びたい」からである。
なぜデザインを学びたいのかと言うと、「デザインは人を幸せにする」と考えているから。
谷口ゼミのテーマのひとつでもある「持続可能な社会の実現が叫ばれる中、デザインには何ができるのか」に対する私の考えは「デザインは人を幸せにすることが出来る」である。

「人を幸せにする」というのはとてもステキで美しいことのように聞こえるかもしれないが、それは裏を返せば、デザインがそれくらい生活に密着しているということで、故に、人々の人生を変えるかもしれない、それくらい大事で責任重大なことであるということだ。
だから、私はまず、「人」を学びたいと思う。人の生活や、その意味を。

何気なく手に取ったモノ、なぜ手に取ったんだろう…
お気に入りの洋服、なぜすきなのか…
あまりよくなかった映画、なぜいやだったのか…
などなど。

個人レベルから始まることかもしれないが、これはずーっと追っていけば、川が海に合流するように、社会とつながっているのではないかと私は思う。

具体的なことはどうしても思いつかなかったので、書けなかった。そのため、かなり抽象的な内容になってしまっているが、私はこの一年、これを中核として、実際の活動に落とし込んでいきたいと思っている。

わかりづらくて申し訳ないです。



06/03/31 23:08
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