テクニカルビジット [HAMANO NATURE SCHOOL]

環境・デザインインスティテュート[特殊講義IV ED],経営学研究科[特殊講義IV BB]



■Concept/Activities/Field
■Program
■Earthship at Beaver Spring,Montana[滞在地]
■Log-House at Jackson Hole,Wyoming[滞在地]

ワン・ツー・ワン・マーケティングに成功している企業家は、顧客に質の高い生活革命を提案している。 革新的コンセプトをもつ企業家には、自然と共生する未来の人間社会にむけたヴィジョンがある。 ヴィジョンをもつ企業家の多くは、豊かな自然環境の中で大自然と一体化し、感覚を開放し、気づきを得ている。 企業家の創造性開発プログラムとして行われてきた「浜野ネイチャースクール」を体験し、「ネイチャー・ヴィジョン・コンセプト」 という自己啓発を行うのが、この特殊講義のねらいである。

本講義では、米国モンタナ州ビーバースプリングにてnative cultureやart に触れ、その後イエローストーン国立公園にてキャンプ・グランドをベースとした大自然を体感し、 最終的にワイオミング州ジャクソンホールにて大自然の中での人間生活と営みについて考察する。
各体験型プログラムにおいては、事前にレクチャー(基礎知識の学び)を行い、事後にはディスカッション(相互学習)を実施することで、 知識と体験を結びつけ理解度を高めるとともに総合的な展開力を醸成する。

現代の都市生活の対極にある大自然の懐での体験をつうじて、環境共生型ヴィジョンを構想し、 現代の都市生活に対する革新的コンセプトを創造することが本講に課せられた期待であり、 感受性豊かな青年期においては感性を磨き潜在的創造性を開発するものとなり、将来に多方面で可能性を持つ受講者にとって、 創造性を開発し鍛えるものとなることが期待できる。

むろん、これから新しいビジネスを起業しようと考えている者や、今後のビジネス社会の行方を洞察しようという受講者にも、 有意義な企画である。また、カルチャー・コンビニエンス・クラブ、ハナ・プレンティ等のベンチャー経営者や、 ソロス・ファンドの副社長なども、この体験学習を受講している。


■担当者:浜野 安宏、奥村 陽一、谷口 知弘

■講義スケジュール
 2004年8月上旬:事前講義「環境共生型ライフスタイルとビジネスについて」
 2004年8月21日(土)〜8月30日(月)(予定):実地講義及び実習
 2004年10月初旬:事後講義「ネイチャー・ヴィジョン・コンセプトの展開について」
 2004年10月初旬:レポート提出

■費用:概算30万円程度(往復航空運賃、宿泊代、保険)、その他実費負担

■定員:学部30名、研究科15名(応募者多数の場合には抽選を行う)

■応募・登録スケジュール
 2004年4月6日(火)9:00〜 受講希望受付開始(希望書提出:各学部教務センターまで)
   *希望書はこちらからダウンロードできます。→(ワードファイル)
 2004年4月12日(月)12:00 応募受付締め切り
 2004年4月13日(火)午前中 受講登録者決定(掲示とメールにより授業コードを告知)

*昨年度テクニカルビジットを受講した学生も履修可能です。
*講義開始日まで、メールや掲示により随時連絡をしますので、指示に従って手続きを等を行ってください。
home[谷口研究室]