調査研究プロジェクト2008 |
調査研究プロジェクト2009ー春学期 調査研究プロジェクトT 「商業・観光・暮らしが共生するまちづくり:嵯峨・嵐山地域商業ビジョン策定 (T)」 研究目的・概要 今、国を上げての観光振興が進められる中で、地域活性化を観光に求める自治体が急増している。一方、観光振興と住生活が対立の構図を描くこともままあり、「観光」と「暮らし」の共生的発展が地域まちづくりにおいて重要な課題となっている。そこで、本プロジェクトにおいては、京都市が地域商業ビジョン策定にとりかかった嵯峨・嵐山地域をフィールドに、商業・観光・暮らしが共生するまちづくりの方向性や手法を検討するとともに、地域商業ビジョン策定に参画し計画案を提案する。本年度は商業者・観光業者と地域住民の相互理解を醸成し地域でのネットワークづくりを目指して協働型のアクティビティ(ワークショップ等)企画・実施及び商業ビジョンの策定を主な活動として進める。 テーマ(個別テーマ) 1.地域まちづくりの協働型デザインプロセスを学ぶ。 2.住民主体のまちづくり組織とネットワークを考える。 3.「観光」と「まちづくり」の相互作用を考える。 4.マスツーリズムからオルタナティブツーリズムへの変化を読み取る。 5.観光型商店街と地縁型商店街の協働・共存について考える。 6.対象地域の現状を把握する。特に社会関係資本の状況、社会経済的な状況、歴史文化的な状況、地理的空間的な状況について。 研究方法・研究スケジュール ○日程 4月 フィールドワークを中心に対象地域を把握する 5月〜6月 ワークショップの企画検討 7月〜8月 ワークショップの試行実施 ○研究方法 1.先行事例の資料収集 2.現地踏査と現地聞き取り調査 3.セミナー形式での企画検討 4.企画試行実施・評価 調査研究プロジェクト2009ー秋学期 調査研究プロジェクトU 「商業・観光・暮らしが共生するまちづくり:嵯峨・嵐山地域商業ビジョン策定 (U)」 研究目的・概要 春学期に続き、嵯峨・嵐山地域をフィールドに、京都市が進める地域商業ビジョン策定の計画プロセスに参画する。秋学期では春学期に計画した協働型アクティビティ(ワークショップ等)の本格実施及び、ビジョンの取りまとめ作業を中心に行う。 テーマ(個別テーマ) 1.地域まちづくりの協働型デザインプロセスを学ぶ。 2.「観光」と「まちづくり」の相互作用を考える。 3.対象地域の現状を把握する。特に社会関係資本の状況、社会経済的な状況、歴史文化的な状況、地理的空間的な状況について調査・分析する。 4.協働型のオルタナティブツーリズムの可能性を探る。 5.協働型アクティビティの計画・実施を通してコミュニティの活性化・形成のプロセスを評価・検討する。 研究方法・研究スケジュール ○日程 9月〜12月 協働型アクティビティの実施・評価 1月 地域商業ビジョンの取りまとめ作業 ○研究方法 1.先行事例の資料収集 2.現地踏査と現地聞き取り調査 3.協働型アクティビティの企画・実施・評価 4.セミナー形式での分析検討 |
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