調査研究プロジェクト2007 |
調査研究プロジェクト2007ー春学期 調査研究プロジェクトTDB 「商業・観光・暮らしが共生するまちづくり:嵯峨・嵐山地域商業ビジョン策定 (T)」 研究目的・概要 今、国を上げての観光振興が進められる中で、地域活性化を観光に求める自治体が急増している。 一方、観光振興と住生活が対立の構図を描くこともままあり、「観光」と「暮らし」の共生的発展が 地域まちづくりにおいて重要な課題となっている。そこで、本プロジェクトにおいては、 京都市が地域商業ビジョン策定にとりかかった嵯峨・嵐山地域をフィールドに、 商業・観光・暮らしが共生するまちづくりの方向性や手法を検討するともに、 地域商業ビジョン策定に参画し計画案を提案する。 本年度は商業環境に関する基礎調査及び地域でのネットワークづくりを主に活動を進める。 テーマ(個別テーマ) 1. 地域まちづくりの協働型デザインプロセスを学ぶ。 2. 「観光」をテーマにまちづくりに取組む先行事例から効果と課題を検討する。 3. 「観光」と「まちづくり」の相互作用を考える。 4. マスツーリズムからオルタナティブツーリズムへの変化を読み取る。 5. 観光型商店街と地縁型商店街の協働・共存について考える。 6. 対象地域の現状を把握する。特に社会関係資本の状況、社会経済的な状況、 歴史文化的な状況、地理的空間的な状況について。 研究方法・研究スケジュール ○日程 4 月 先行事例のレビューを中心に予備的なセミナー型学習 5 月 現地の事情についての資料収集 6 月 予備調査と調査計画の策定 7〜8月 現地調査、結果の取りまとめ検討、レポートの作成 ○研究方法 1.先行事例の資料収集 2.現地事情についての資料収集 3.現地踏査と現地聞き取り調査 4.セミナー形式での分析検討 調査研究プロジェクト2007ー秋学期 調査研究プロジェクトUDB 「商業・観光・暮らしが共生するまちづくり:嵯峨・嵐山地域商業ビジョン策定 (U)」 研究目的・概要 春学期に続き、嵯峨・嵐山地域をフィールドに、京都市が進める地域商業ビジョン策定の計画プロセスに参画する。 秋学期では住民参加型のオルタナティブツーリズムの提案を視野に、商業者・観光業者と地域住民の相互理解を醸成するための 住民参加型アクティビティの企画・実施を計画している。 テーマ(個別テーマ) 1. 地域まちづくりの協働型デザインプロセスを学ぶ。 2. 「観光」と「まちづくり」の相互作用を考える。 3. 対象地域の現状を把握する。特に社会関係資本の状況、社会経済的な状況、歴史文化的な状況、地理的空間的な状況について調査・分析する。 4. 住民参加型のオルタナティブツーリズムの可能性を探る。 5. 住民参加型アクティビティの計画・実施を通してコミュニティの活性化・形成のプロセスを評価・検討する。 研究方法・研究スケジュール ○日程 10月 課題設定と社会実験の企画検討・協議 11月 参加型イベントなど社会実験の実施・評価 12月 活動結果の取りまとめ、レポートの作成 ○研究方法 1.先行事例の資料収集 2.現地踏査と現地聞き取り調査 3.参加型イベントの開催など社会実験の企画・実施 4.セミナー形式での分析検討 |
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