column.BBS TANIGUCHI Seminar 01

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No.78 「テーマ:伊勢 聡」

(4KB)
1.研究テーマ
「ベンチャーサバイバル(仮)」

2.研究の概要・目的
一昔前まではベンチャーという言葉はほとんど耳にしなかった。
しかし今は、私たち大学生でも会社を立ち上げてビジネスを
展開している人もいる。ここまで身近になったベンチャーという
言葉の意味から始まり、社会での位置関係やどのような人がベンチャーに向き、どのような人を主にターゲッティングしているか、また現在のベンチャー企業の問題点を過去の成功例や失敗例などから解決策を模索し、この調査から自分なりの答えを導き出したい。

3.研究の背景
「ベンチャーとして頑張っている人々には波乱万丈な生き方をしている人が多い」、こう感じたのが就職活動でベンチャー企業に説明会に行った時だ。サラリーマンを辞め、自分でやりたかった夢に直走る。そんな輝いている人はどんな夢を見て、どう実行に移すのだろうか?という疑問がこのテーマを選んだきっかけである。また去年インターンシップに行った経験もベンチャーに興味を抱いた要因だ。有限会社ピューパさんでイベント企画の仕事をお手伝いし、社長から直にお話を聞けたことでベンチャーの面白さを直に体験できた。そこで自分がもし会社を立ち上げるならどうするだろうかと考えたことがそもそもの原因である。

4.研究の方法・計画
まずは自分で書籍やネットを活用してビジネス用語や会社の立ち上げ方など基本的な社会の仕組みを探ろうと考えている。その後、お世話になった有限会社ピューパさんやベンチャーをしようと考えている人々にインタビューをして過去の成功例や失敗例など生の声を聞きたいと思う。また学生のベンチャーと一度社会を経験した人のベンチャーとを比較し、そこから見えてくる差を分析して両者のメリットを混合した総合的なベンチャーの姿を模索したいと考えている。


04/06/30 22:35
No.77 「テーマ:田中 知道」

1.研究テーマ
 「環境と家電」

2.研究の概要・目的 2001年4月1日より家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)が本格施工された。この法律の制定を受けて松下電器では、松下エコテクノロジーセンターという会社を設立し、特定用家庭機器4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)のリサイクルおよびリサイクル技術の研究・開発・実証を行っている。 またこの法律に基づく小売業者の、業務の管理・運用を効率的に支援するために「家電リサイクル券システム」が設けられ、その運用を行うために家電リサイクル券センターが設置された。 また、平成15年度より、財団法人省エネルギーセンターにより、「省エネ型製品普及推進優良店」として家電販売店、上位40店の発表が行われている。
また携帯電話本体のリサイクル率は、「電話帳として」「コレクション」「データバックアップ用」にとっておくというユーザーが多いため、24%しかない。 このような家電と環境をめぐっての、メーカー、小売業者、国などの取り組みの現状、課題、省エネルギー家電などを研究する。

3.研究の背景
 家庭から排出されるテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は、今までは焼却することが困難だったため、ほとんどがそのまま埋め立てられてきた。だがそのような最終処分場が、特に首都圏・近畿圏で余裕がなく、あと数年でパンクすると言われている。廃棄される家電の中にはおおくの資源が含まれている。今まで捨てていた家電をリサイクルすれば、資源を回収できるとともに廃棄物を減らすことができ、最終処分場の節約にもなる。
 家電は現在の私たちにおいて、切り離せないものである。なので、家電とどうつきあっていくかが、環境に大きな影響を与えると思う。

4.研究の方法・計画
 まず、家電リサイクル法、家電リサイクル券システム、平成15年10月1日より始まったパソコンメーカーによる家庭用パソコンの回収・リサイクルの概要、財団法人省エネルギーセンターとはどういう団体なのかなどについての基礎知識をつけ、松下電器の松下エコテクノロジーセンターなどのメーカー、家電販売店、国などの取り組みを調べ、必要に応じヒアリングも行う。また、ユーザーの意識調査も行う。
 また省エネルギー家電、環境に優しい家電のパンフレットを集め、実際どれくらいエネルギーが節約できるのか、どのように環境に優しいのかを研究する。


04/06/30 19:20
No.76 「テーマ:土橋力也」

研究のテーマ「財閥解体から見る近代企業集団の方向性」

研究の概要・目的
 資本主義であるわが国においては、競争の原理こそが経済の発展に寄与するものであると考えられている。そういった弱肉強食の世界では、繁栄するもの衰退するものの格差は激しい。戦前、圧倒的な資金力で日本の経済を支配する集団が存在した。いわゆる財閥である。家族ないし、同族によって封鎖的に支配する多角的事業経営のもと、戦争による特需のおかげで莫大な利益をあげた。しかし、敗戦により日本はGHQの支配下のもと財閥は解体を命じられた。一国の指針をも動かした企業は、その社会への影響力とはどのようなものだったのだろうか。また現在において、旧財閥から発生した企業集団はどのような影響を与えているのだろうか。考察していきたい。

研究の背景
坂本竜馬は江戸から明治にかけて活躍した人物である。彼はその時代における理想のカンパニーを作り出そうと画策した。またそれと同時期に信念をもって会社を設立した人物がいる。岩崎弥太郎、三菱財閥の祖である。自分は坂本竜馬と岩崎弥太郎が同時期の人物とは知らなかった。また自分は日本郵船会社は岩崎弥太郎が設立した九十九商会から成長したものだということを知らなかった。現代企業のことを考える上で三菱は避けては通れない集団である。そのようなところから関心が湧き、題材に取り上げようと考えた。

研究の方法・計画
まず歴史を知ることが重要であると考える。各財閥の歴史から始まり、その時代背景(江戸・明治)を調べなくてはならない。また日本では圧倒的に数の多い株式会社とはどのようなものかということを確認しておく。独占禁止法や持ち株会社について調べる。まずは基礎知識をつけることを最優先とする。そのあとで近代企業集団の方向性について考えていきたい。最近世間を騒がせている三菱自動車の問題なども考えながら、コーポレートガバナンスの重要性にも言及したい。


04/06/23 20:02
No.75 「テーマ:小嶋 源太」

(45KB)
1. 研究テーマ
「ユニバーサルデザイン(仮)」

2. 研究の概要・目的
ユニバーサルデザインを総合的に勉強する。意味や事例等の基本的
な事は勿論の事として、自分がユニバーサルデザインを提案したり、
なぜユニバーサルデザインが浸透しにくいのか等、もう一歩踏み
込んだ段階までを研究していく。また、下にも書いたが、私は
今までに何度かユニバーサルデザインをテーマに学習してきた。
今回はそれらの知識や経験を活かし、さらに深く学びたいと考えて
いる。言わば、ユニバーサルデザインの完結編だと言える。
うまくいけば本を出そうと思う。(←目的?)

3. 研究の背景
大学一回生の時から、バリアフリーやユニバーサルデザインについて
学習していたこともあり、以前から興味があるテーマではあった。
具体的には、大学のキャンパスにおけるユニバーサルデザイン、京都
の寺社仏閣におけるユニバーサルデザイン、ユニバーサルデザイン車
ラウム(トヨタの車)等を学習してきた。しかし、今まで学習して
きたテーマはどれもこれも改善すべき事例ばかりであり、本当に
日本にユニバーサルデザインが浸透する日はまだまだ先だと感じた。
そこで、私自身もっと沢山のユニバーサルデザイン事例や商品を
学習し、まずは私の周りから変えて行こうと考えた事がきっかけある。
言うまでもないが、来年の就職先のユニバーサルデザイン商品を学習
できるという利点や、今後、営業をしやすい環境を整えておける
という魂胆もあり、一石二鳥を考えている。(冗談ですよ)

4. 研究の方法・計画
今まで何度かユニバーサルデザインについて学習してきたが、復習も
兼ねてもう一度ユニバーサルデザインの定義から入り、取り組み事例
等を学習する。また、ユニバーサルデザインの商品等も知る事により、
最終的には信楽町に提案し、ユニバーサルデザインのまちづくりが
できれば嬉しい限りである。初めは、新聞、本、インターネットを
使用して学習。できるだけ早く信楽町を回り学習したい。
<補足>
信楽町を取り上げた理由としては次のようなことが挙げられる。
焼き物の町として知られる事もあり、高齢者のお客様がやってくる
ことが多いこと。また、高齢者の住民も多く、列車やバス等の公共
交通機関を利用する人も多いにも関わらず、それらの対策が遅れ
ている。これらを改善していき、皆が住みよいまちづくりができれば
と考えている。


04/06/22 19:40
No.74 清水貴史

(6KB)
「心の闇」の生まれる場所

巷では、近年凶悪事件が多発しているようだ。
数が本当に増えているのか、それともメディアがやたらめったら取り
上げるために、増えていると錯覚させられているのか真相は分から
ないが、確かに印象に残る事件は多数ある。

あげてみれば、今年医療少年院から借退院した神戸の少年、佐賀県
のバスジャック少年、小学校への乱入事件の宅間守被告、最近では
長崎の少女などの事件。どれもメディアでしつこいほど取り上げられ
社会的影響が大きかった事件だ。

この様な事件が起こるたびに、彼らの「心の闇」を焦点に、彼らはなぜ
こんな事件を起こすことになったのか、という議論が専門家の間で議
論される。ある評論家は、凶器が手に入る環境を批判し、また別の評
論家は、彼らの周りにあった本、ビデオ、漫画などのメディアについて
批判する。そして、最終的には刀狩の様な、「臭いものには蓋」の理論
を持ち出すことも多い。その様な話になった場合、私はいつも首を傾げ
たくなる。

「本当に、危険なものを遠ざける「臭いものに蓋をする」方法で、問題が
解決するのか?」と。

いつも、この様な事件を起こす彼らの生い立ちや取り巻く環境が明らか
になった時に見つかる共通点は、「彼らの世界の狭さ」だ。彼らは、概し
て交友関係が狭かったり、社会的な繋がりや責任が希薄だったりする
場合が多く、彼らの生きる世界は狭い。ここから考えられるのは、世界
の狭さ故の「良識の希薄化」だ。
彼らは、彼ら自身が自分と深く関係すると考える人間が少ない故、自分
の行う行動で負の影響をこうむる人間があまり思いつかない。それゆえ、
自分の行動に責任を持つことが出来なくなり、自分本位の、客観的に見れば
異常としかいえないような行動に及ぶのだと私は考える。
この考えでいくならば、この様な事件が起きる根を取り除くには、一人一人の
社会的繋がりを強化するように、地域などが一丸となって取り組んでいくことが
大切だろう。コミュニティのメンバーである実感やそれにともなう責任感を
持たせることが重要なのではないだろうか。

余談だが、世の中の現状(核家族・共稼ぎ化、子供の外で遊ぶ機会の低下)
を考えると、この様な犯罪の低年齢化は避けられないのかもしれない。

とりあえず、毎回刀狩論を唱える評論家に言いたい。
「刀は使い方をちゃんと理解すれば決して危ないものではない、それよりも
もっと根っこの問題を見ろ」と。


04/06/18 3:26
No.73 小嶋 源太

(4KB)
substance>appearance

「外磨く前に中磨け!」誰の名言かご存知だろうか。
言うまでもないが、これは私の父の名言である。
私は学生の頃(今も学生だが)にこのような言葉を頂いた事を
大切な財産として今も心の奥底にしまい込んでいる。
話しが少しずれてしまったが、早速具体的な例を出してみよう。
電車の中で化粧をする若者、
授業中手鏡で遊ぶ学生、
ブランドで着飾る就活生、
(この前ファッション雑誌に載っていた。彼女は就活の帰りだと言う。
一体何しに就活しに行っているのだか…。アパレルならごめんなさい。)
別に“御洒落”をするなと言っているのではない。
外見を磨く事はとても大切な事だと私も思っている。
しかし、どうだろう。
電車の中で化粧をする若者、
授業中手鏡で遊ぶ学生、
ブランドで着飾る就活生、
まずは外を磨く前に中を磨いた方が良いのではないだろうか。
どれもこれも道徳的にどうかと私は思う。
電車の中で化粧−「外見磨く前に道徳勉強しなさい」
授業中手鏡−「外見磨く前に経済勉強しなさい」
ブランド就活生−「外見磨く前にSPI勉強しなさい」
しかしこれらは個人の自由であり、
私がとやかく言う権利は残念ながら無い。
小学校での道徳の授業を週5にすべきだとつくづく思う。


04/06/15 19:53
No.72 小嶋 源太

(2KB)
(申し訳ありません、先程のメール、画像が添付できていませんでした。)

ユニバーサルサービス

ユニバーサルサービス(以下US)とは一言で言うと、
ユニバーサルデザイン(以下UD)のソフト面の事である。
現代社会においてUDに取り組んでいる企業(製造業)が増えている事は、
就職活動を通じて知る事ができた。
漸くUDが浸透しつつあるように思う。
しかしながら、いくらハード面を充実させても
ソフト面がしっかりできていなければ、
ユニバーサルなまちづくりをすることは不可能であると思う。
日本では、USよりUDの方が進んでいるが、
私は逆であるべきなのではないかと思う。
と言うよりはむしろ、USの方が進んでいて欲しかった。
本当に考えていかなければならない課題はUSを充実させていく事だと思う。
極端に言うと、個々人がUSを意識できるようになれば、
ある程度のユニバーサルなまちづくりは可能になると私は思う。
では、USをどんどんやっていけばいいじゃないかと思うだろう。
私はなぜUSの浸透が遅れているのか考えてみた。
答えは単純だった…いや、単純だからこそ複雑なのかもしれない。
それぞれのメリット・デメリットを挙げるなら次の事が言える。
UD商品を造るのに金がかかるが、USは金がかからない。
しかし、UD商品は金になるが、USは金にならないということもまた事実であり、
USの浸透の遅れを取っている原因の1つであろう。
つまり、USはお金がからむ事は無く、本当に人間次第なのである。
USが浸透する時代はいつになることだろう…
まずは自分が変わる事から始めようと思うm(__)m


04/06/08 19:11
No.71 小嶋 源太

ユニバーサルサービス

ユニバーサルサービス(以下US)とは一言で言うと、
ユニバーサルデザイン(以下UD)のソフト面の事である。
現代社会においてUDに取り組んでいる企業(製造業)が増えている事は、
就職活動を通じて知る事ができた。
漸くUDが浸透しつつあるように思う。
しかしながら、いくらハード面を充実させても
ソフト面がしっかりできていなければ、
ユニバーサルなまちづくりをすることは不可能であると思う。
日本では、USよりUDの方が進んでいるが、
私は逆であるべきなのではないかと思う。
と言うよりはむしろ、USの方が進んでいて欲しかった。
本当に考えていかなければならない課題はUSを充実させていく事だと思う。
極端に言うと、個々人がUSを意識できるようになれば、
ある程度のユニバーサルなまちづくりは可能になると私は思う。
では、USをどんどんやっていけばいいじゃないかと思うだろう。
私はなぜUSの浸透が遅れているのか考えてみた。
答えは単純だった…いや、単純だからこそ複雑なのかもしれない。
それぞれのメリット・デメリットを挙げるなら次の事が言える。
UD商品を造るのに金がかかるが、USは金がかからない。
しかし、UD商品は金になるが、USは金にならないということもまた事実であり、
USの浸透の遅れを取っている原因の1つであろう。
つまり、USはお金がからむ事は無く、本当に人間次第なのである。
USが浸透する時代はいつになることだろう…
まずは自分が変わる事から始めようと思うm(_ _)m


04/06/08 19:08
No.70 テーマ:中川ひろつぐ

1.研究テーマ
  「環境に優しい学習机とは」

2.研究の概要・目的
  学習机は高度成長期の1960年代に発売され、その後日本の居住空
間の狭さに対するニーズに合い、1970年代にかけて一気に普及した。そ
うした学習机および学習環境の変遷を調べ、またそれらの現況につい
ても調べ、今現在の学習机や学習環境のトレンドを知る。それらを踏ま
えたうえで環境に優しい学習机というものはどういうものかを模索する。
私は環境に優しい学習机とは永く使用できる机であり、捨てても害の少
ない机であると考えている。分解・組み立てが簡単であったり、リサイク
ルが容易であったり、使用材料が有害物質でなかったりなど、様々考え
られる。現在の学習机のほとんどは木製デスクである。そのため、環境
に優しい机が提案できることにより少しでも木を切る本数が減り、環境
に対して貢献できればと願う。

3.研究の背景
  きっかけは3回生後半でのふとしたひらめきである。その頃は学習机
に関する知識も少なく、私たちの世代から学習机が普及したものだと思
っていた。そうすると大学も終わりに近づいた私たちが一斉に学習机を
破棄すればどうなるか。ただでさえ粗大である学習机が、万と捨てられ
るのである。さらにこれから毎年毎年どんどん捨てられればゴミは溢れか
えってしまう、と考えたのがきっかけである。
  実際は1960年代から発売されていて、現在も学習机のごみに関して
深刻になっていないところを見ると必ずしも全部が破棄されているとは
考えられないが、やはりゴミになってしまうときは1台でもかなりのゴミに
なってしまう。そうした些細な問題を解決できればと考えた。
  
4.研究の方法・計画
  夏休みまでに学習机に関する基礎調査を行なう。基礎調査というの
は学習机や学習環境の歴史、背景にはじまり、それらの現況などであ
る。これらは文献や協会、企業へのヒアリングを通す。また、そうした時
系列での歴史のほかに、個人としての学習環境の変化も合わせて調べ
る。これは小・中・高・大学と進むにつれてどういう学習環境の変化が見
られるかというものである。これによって学習机の扱われ方の変化が見
えてくると考える。これらはアンケートを通して調査したい。
  夏休み以降は、基礎調査を踏まえて環境に優しい学習机を模索す
る。今現在、学習机メーカーもそうした取り組みを行ない始めているの
で、それらの評価をするだけでなく、ほかにも提案できればしたいと考える。



04/06/02 19:30
No.69 中川ひろつぐ

(6KB)
魂によるビジネス。

 久々にお得意のMINIネタについて書く。
 長きに渡りMINIを生産してきた英国ローバー社がBMWに買収され、
2001年にMINIは生産中止となり41年という長い歴史にピリオドを
打った。(これに対する批判は去年のコラムで書いたため割愛)
 あれから3年は経つ。確かにNEW MINIは数多く見られるように
なってきた。だからといってMINI(41年続いたMINI)の数が
少なくなっているかというとそうでもないと感じる。それは
これをお読みのあなたも感じていることではないだろうか。
しかし、よく考えて欲しい。ローバーがなくなった今、純正パーツは
新しく作られることはなく、MINIは朽ち果てていくだけではないか。
そこには魂が宿っているのだ。
 今でもMINI専用パーツカタログが毎年発売されている。
3000点以上掲載されていて、もはやゼロからMINIを作れるぐらいの
パーツが発売されている。それらは自動車会社ではなく、MINI専門店や
部品メーカーが作っているのである。生産中止になったクルマのために
パーツを作っているのである。普通ではビジネスとして考えられないが、
しっかり成り立っているのである。それを成り立たせているのが魂。
すなわち、MINIを愛する生産者とユーザーの「MINIを絶やさない」という
熱い魂によって成り立っているのである。もちろん私もその一員で
あることは言うまでもないが、やはりその思いはひとしおである。
 クルマの寿命は10年というのが普通である。MINIは違う。
熱い魂がある限り生き続けるのである。


04/05/12 21:16
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