立命 太郎


■テーマ研究

研究テーマ:日本人はバカンスを楽しめるだろうか☆

研究概要:1フランスのバカンス制度
       2バカンス制度で雇用回復を狙う
       3バカンスの過ごし方〜地球へのつながり方〜

研究背景
今日本の多くの企業や学校では週休二日制が採用され、休みが増えています。しかし、一方では給料未払いのサービス残業や過労死というような労働者への負担は山積みです。しかし、この不況のなかで「職があるだけでも幸せだと思え」などと言われてしまえれば返すことができません。このままではいけないけれど、どうすることもできない・・・。学生の私たちには遠いようですが、意外と身近に起こっている事なのです。そんな問題に関するひとつの面白い記事を見つけました。それが「バカンス制度で雇用回復を目指す」というものでした。バカンスというのは昨年の夏フランスに行ったときによく耳にした言葉なので知っていました。その制度を日本で採用できたら、労働環境はかわるのではないかと思います。日本とフランスというのは風土や文化が異なるのでこの政策をそのまま日本に導入してしまうのは不可能かもしれません。しかし、何らかのかたちで労働環境を改善していく上でこの「バカンス制度」というのは参考になると思います。この研究を通じて、今後の日本人のライフスタイル・余暇の過ごしたや、更には地球環境へのつながり方を研究していきたいです。

研究方法
主には書籍やHPの資料を参考にしたり、アンケート(学生・社会人・外国人)の実施などを考えています。そのほかも思いつき次第やっていきたいです。
スローライフも関連付けるならば、「70年代日本で高度成長後スローを求めた動き」というものがあったらしいので参考にしてみようと思います。


■コラム

その1 28/MAY/2003 

京都の町がやさしく見える『VELO TAXI』 

 

VELO TAXIはドイツで開発された自転車タクシーである。環境先進国ドイツらしいアイデアである。 
京都に登場したのは昨年であったと記憶している。京都のまちなかでは、3年前より「歩いて暮らせる町」を目指し活動が始まったばかり。自転車のタクシーがぴったりとはまる。 
まちなかをゆったりと走るVELO TAXIを何度か眺めたことはあるものの気恥ずかしさも手伝って乗ることには躊躇していた。先週の日曜日、子どもにせがまれて仕方なしに乗ってみた。大人300円・子供200円×2、合計700円の出費。少し高いなと思いつつまちなかに走り出るとこれがなんとも心地よいのである。歩く早さと自転車の速さの中間ぐらいだろうか、景色や町行く人々が良く見える。乗り心地もなかなかである。一遍でお気に入りになってしまった。 

京都の町がやさしく見えた。 

運転手の方にお話を伺うと高齢者の利用も多いとのこと。まちなかの日常の足として定着することを願う。